2011年9月8日木曜日

甘味処むらさきや繁盛中 2011.6.24

昨日の夕方は家族そろって近所に桑の実を取りにいった。
この辺りは昔は養蚕地帯だったらしく、たくさんの桑の木がある。
それが今、蚕のために桑を育てている人はほぼいないため、どれも随分立派な大きさになり、鈴なりに実を付けているのだった。
…しかも他の人はだれも見向きもしない。

晴れていたがnoomは傘を持参した。
傘をひっくり返しておいて枝を揺さぶるとボトボトボトボトと景気良く実が落ちてくる。
この収穫の悦び感が楽しくてついつい桑の実バケツ一杯。
手や服が次第に紫に染まるのもなんだかうれしくなってくる。

じつはそこにいろんな虫たちも一緒に落ちてくるのが、昆虫採集みたいでもあり密かに楽しい。
アリ、カメムシ、ハサミムシ、小さなイモムシ、クモ、コガネムシなどなど…
みんなクモの子を散らすように急いで傘から逃げてゆく。ごめんね。
そうそう電線の上からの落とし物を見ればこの時期はしっかり紫色で、鳥たちも目一杯食べていることが分かる。
みんなで一緒に季節の恵みを味わっている感じがなんだかうれしい。

我が家にも桑が2株はえているがこちらはちっとも実がならない。
調べてみると切らなければ実るらしい。
そりゃそうか。実らない→邪魔→切る→ならないという連鎖をしていたのか。反省。
しかし、そのかわり?
我が家の桑には鈴なりにキボシカミキリがやってくるのでこれはうれしい。
桑の実取りではカミキリムシが落ちて来たためしがない。この違いは何なのだろう?

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