いかにも写真 |
しかし、子連れは基本ゆっくりなのだ。
noomとカレーは完全着物気分だが、子供たちには強制できない。
そんな時、普段着の一つとして着物好きなtooは助かる。
まずは諏訪から杖突峠を越えて、朝の千代田湖畔に到着。
山の上にある誰もいない静かな小さな湖。
この日は今年一番の冷え込みで、一番着込んでいたnoomですら寒〜い。
ましてやtooに至っては寒くて寒くて、
和洋折衷で着込んでみたものの、
下車五分後には、上空の青空のようにブルーな気持ちにヘコンでしまっていた。
tooのココロ |
湖畔を半周して風の通らない日だまりを見つけてここで朝食。
お湯わかないかな |
三分間まつのだぞ |
カップ麺+インスタントコーヒーでも体はぽかぽか。
だんだん周囲も暖かくなって来た。
が、まだtooの心は盛り上がらないので、名残惜しいが早々に出発する。
高遠では城址公園を散策。
こんなとこでもねころぶ |
紅葉の季節にはちょっとだけ遅かったが、
水もみじ |
ぐみもみじ |
それでも充分面白かった。
こんなとこに桜 |
そぞろあるき |
このあと枝をゆさぶる |
とまとにしないで |
ここで昼食後、子どもたちとちょっと野遊び。
立ち並ぶ杭の、年輪の所にできたヒビに草花を挿し、愛でる。
竹垣の割れ目に挿し込んでも楽しい。
生け花っぽい |
それだけのあそびだが
日に透かしても美しい。
挿した草葉が作る影も風情あり。
あまりゴテゴテ挿すよりは1〜3本ぐらいが美しい。
子供以上にnoom、大いにハマる。
またいつかあそんでみよう。
そのあと伊那の春日公園で遊ぶ。
晩秋の影は長いなあ、と実感。
渡し船にござる |
わらわもやるのじゃ |
水晶の影 |
こんこん |
お日様が山に沈むとまわりで遊ぶ人たちも帰ってしまった。
我思う |
日暮れの千丈、甲斐駒を背にした町並みの眺望がきれいだった。
ここは桜の穴場的名所らしい。
春に訪れるのも楽しそう。
晩ご飯はnoomの今回の旅の第一目標
「伊那のソースカツ丼」が食べられてまんぞくまんぞく。
やったー |
翌日もよく晴れていた。昨日より暖かくてほっとする。
猿のいる権兵衛トンネルを抜けて木曽路に出る。
なまこかべあるき |
今日も着物で木曽福島宿散策。
どこでもあそびば |
ここでもねころぶ |
昔ながらの宿場町の風情の中をそぞろ歩くのも、もちろん楽しいが
我が家の基本は路地探検。
かけてくるかけてゆく |
ちいさな庭 |
修景された町よりもリアルな昭和が残っていたりして
路地の方がおもしろかったりする。
今回は階段という階段道を親子で「グリコ」で進んでいく。
じゃんけんぽん |
側溝あるき大好き |
カモのいる川を横に見ながら路地を抜け橋のたもとで川に降りる。
なんてことない道が好き |
こんな季節でも水遊び。と思いきや、さっそく砂遊び開始。
なにもいうまい |
親目線では着物なのに〜と思うが、普段着キモノをめざすなら目をつぶるトコロ。
水は青緑色に澄んで、我が家近くの川とはまた違う、木曽川の色だ。
川岸の黒い岩肌はもろく尖っていて、石同士をこすりあわせると字が書けて楽しい。
今回はずぶぬれにならず上出来、上出来。
ちょっとあつめ |
川岸にある足湯につかってのんびり…したかったが、
今回やたらと動き回るようになったUFOがいるため、なかなかせわしなかった。
tooやリホチはマシュマロを洗っている。なぜ?
そのあと帰り間際に事件発生。
tooが旅の間持ち歩いていたはずの宝物バックが無くなっている!
記憶をたよりに福島関所跡等を探し、
途中で休憩した和菓子屋さんの所でようやく見つかって一安心。
ニコニコ饅頭かわいい |
旅はこんなアクシンデントありのほうが実は面白いのかもしれない。
塩尻にてふらっと立ち寄ったブックオフが大当たり。
大量に絵本等を買い込んでしまった(多分この旅の最大出費がコレ…)
旅のラストはtooの念願の回転寿し。
いつもの休日のような小さな小さな旅。
あなたとの一期一会に感謝。
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