2011年9月8日木曜日

チューリップの木 2011.5.30

愛知の実家に帰省。
季節外れの台風で雨予報だったのに、なぜか気持ちよく晴れて来たのでこどもたちと実家の目の前の公園に行った。
noomにとっては小学~高校までを過ごした場所なので、懐かしい遊び場所でもある。
この公園の遊具近くにて、折からの風によって枝がいくつも落ちているのを見かけた。
変わった形の葉がついたその枝には大きな、チューリップのような花がついている。
ユリノキだ。

ユリノキは「百合の木」だが
中公新書の「日本の樹木」によれば別名ハンテンボクというらしい。
半纏木、独特な葉っぱの形を着物に見立てての名称らしい。
中国名でもその葉から四角楓ともいうらしい。
英語ならそのままチューリップツリー、どれにせよ印象的な名前だ。

noomは、葉っぱが開いた手のように見えて来たら、大きな花は頭に見えて来た。
そこで枝を持って指先でくるくる振り回しながら、滑り台から降りてくる子供たちに向かってぶつける
「なんでやねんアタック」をして遊んだ。
たぶん我が子には「ナンデヤネンボク」と伝わったはずだ。

大きな花からしてモクレンのなかまらしいが、そういえば匂いを確かめるのを忘れたな。
また次の機会に確かめてみよう。

こどもの頃の記憶をさかのぼっても、脇に咲き誇るレンゲツツジの蜜をなめた記憶はあっても、ユリノキの記憶が無い。
こんな目立つ花や葉なのに気づきもしなかったのだろうか。
とはいえ、うん十年前のその頃にはこの木たちもほぼ苗木か若木だったはずで、
花が咲くほど木も大きく無かっただけかもしれない。

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