2011年8月13日土曜日

水玉の葉 2010.7.4

 午前に家族でプチ川遊び。昨日降った雨ぐらいでは、ここ尾白川は濁らない。
ちゃぷちゃぷしながら、川岸にあったタケニグサとクズの葉をちぎってあそぶ。葉に水しぶきをかけるところころころころ水玉が転がる様子は、きれ いでおもしろく飽きない。リホチも指で水玉を動かし集めて、つつーっと流す様子には興味津々。葉っぱにたまった水を「よっ」と上に投げると、丸まった水が とびあがる。空は青空と立ち上る雲がコントラストを鮮やかにし、よく見れば銀の粒のさらにその中にそれが映り込んでいる。涼しげな夏の輝き。楽しいなあ。
水玉も素敵だが水の中に入れた時の葉裏の銀メッキのような光沢がnoomのおきにいり。しかしタケニグサは普段雨の日に見ると見事な水玉を作 るのだが、その普段見ている葉の表側、しかし水の中に入れても銀色に見えない。撥水力が裏より格段に弱いみたいなのだった。これは今日の個人的意外発見 だった。
植物の表面、特にその葉裏に毛が多い場合が多いのは何故なんだろう。基本雨では直接濡れないんだから、雨対策としては過剰防衛過ぎないか?し かし一度濡れたらことは厄介だ。水はシート状のもの同士の間にある時、接着剤みたいな振る舞いをするから、両面つるつるなら葉っぱ同士がぺったりくっつく ということもありうる。さらにミクロで見れば、もし濡れてしまえば水が気孔を塞いでしまう。これはつらい。呼吸ができないのだから。
…本当の理由はどうであれ、もの言わぬ植物たちの工夫は巧みで美しく、見るたび知るたび感嘆するしかない。

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