2011年8月13日土曜日

葉書の木 2010.5.19

週末は栃木の友人宅にでかけてきました。
その家は大きな古民家で、庭には分厚い大きな葉を茂らせた大きな木が立っている。タラヨウ。寒冷な山梨では見かけない木だけど字のかける木として有名らしい。
葉裏に棒で名前を書けばみるみるなぞった場所が、黒くなってゆく。ドクダミの葉っぱなども傷を付けると色が濃くなるけど、「黒くなる」というのは単純に面白く、小学校時代の下校時に通学路で販売していた怪しい魔法道具たちに惹かれた時の気持ちを思い出させた。
パンチで穴をあけてひもを通せば葉っぱのなふだのできあがり。そのうち破れるかなと思いきや一日遊んでもそのままだったほど丈夫。
家に帰り、神社などにもよく見かけるのは「あぶると黒く模様が浮き、それを用いて占いに使用したから」と書かれているものもあり、早速試してみたがうまく模様が出ない。取りたてじゃないと難しいのかな。むしろ持っている指にまで熱が伝わってくる、その厚みに驚いた。
別名葉書の木として郵便局の前に植えられたりすることも多く、切手を貼れば本物の葉書としても使えるらしい。いろんなアソビができそうなタラヨウ。身近にも生えているといいのになあ。

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