2011年8月13日土曜日

山春黄色 2010.4.25

毎日の通勤で、300mぐらいの標高差を移動していると,季節を感じることができる。

家の近くからしばらくはヤマブキの季節に。
山吹はその名の通り、春が吹き出してきたような黄色が鮮やか。しなやかな枝が風にゆれる様子から「山振」転じて「山吹」となったらしい。イギリスでは、Japanese rose、Yellow roseと呼ばれてる。
印象的な黄色が特徴だけどヤマブキの花の色はよく見れば黄色。色名の山吹色はずっと橙味が強い。昔の人も観察よりも印象重視だろうか。
「山吹色の御菓子」といえば時代劇の悪役必須アイテムだが、
ヤマから精製して吹き出した金を使ったまばゆい小判をしてヤマブキと呼び習わしたのもこの時期の花を見れば納得。
山吹は春にちりばめた金の粒。

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