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2012年5月10日木曜日

なんでらいおん?Dandelion

ゆうやけに~ちいさくなる~くせのあるあるきかた~
タンポポを見るとユーミンの歌、ダンデライオンが思い浮かびます。
dandelion はフランス語の dent-de-lion ライオンの歯
タンポポの葉のギザギザ(鋸歯)がライオンのするどい歯を思わせるから、というのが一般的な語源解説なんだけど…
フランスとライオンがなんとなくマッチしないような。
もう少しタンポポとライオンとの関連を私的深読みしてみた。
ガジガジと食べたい?食べられたい?
たてがみ説 成体のオスライオンのもつたてがみは、ネコ科のなかでも独特で、最も明示的な種の特徴の一つ。たてがみはライオンをより大きくみせ、威嚇的に振舞うための役割を果たす。たんぽぽも黄色の花や綿毛が飛んだ後の枯れた花穂、冬のロゼット葉を上から覗き込むとなんとなくたてがみの印象がある。
こっちむいてガオ〜


ロゼット説
「ロゼット」は「バラ状の」という意味で、植物学において「ロゼット」と呼ぶのは、葉が茎を中心に放射状に密生してる場合を言う。
注)ロゼット葉ですがこれはタンポポではありません
また「ロゼット文様」は花を上から見たところ。和で言えば菊の御紋なんかもロゼット。太陽などの模様もこの「ロゼット模様」のひとつと言える。まさにタンポポは2重にロゼット。
なんだか踏みつけるのは畏れ多い気がしてくる

そして、ヒョウや、ジャガーなどのいわゆる豹柄模様も「ロゼット」と呼ばれている。どこがライオンとつながるかというと、なんと子ライオンの身体にも、ヒョウよりもはっきりした、ロゼットと呼ばれる褐色の染みがある(成長するにつれ褪せていくが、たいてい脚部や腹部にはかすかに残っている)そうな。ロゼットつながりで言葉も繋がった?
顔を描けばまさにライオン

しっぽ説
ライオンのオスとメスに共通する非常に特徴的な要素は、尾の先にふさふさとした毛がはえていること。ライオンはネコ科で唯一のふさのある尻尾をもった動物なのだが、その役割はわかっていないらしい。このふさのあるしっぽと、花が終って茎をグインと伸ばすタンポポ(綿毛開く前)の姿を重ねあわせたのでは。

王者の風格のしっぽ
高人気説
ライオン はおよそ1万年前の更新世まで、人間に次いで地上で最も広く栄えた哺乳類で、その範囲はアフリカ、西ヨーロッパからインドにかけてのユーラシア、そしてユーコンからペルーまでのアメリカにまで至る。
そんな背景とオスの非常に特徴的な外見、強力さがあいまって動物シンボルとしてもライオンはあらゆる文化のなかでもっとも広まったものの一つでもある。ライオンはラスコー洞窟など後期旧石器時代から描かれているし、スフィンクス、狛犬、シーサー、獅子舞、すべてライオンだ。そんな認知度の高いライオンと、どこにでも見かけてたくましい生命力を誇るタンポポのイメージが結びついた?(かなり苦しい)
ライオンの群れる草原

美食説
フランスには食通の街、リヨンがある。ヨーロッパでは昔からタンポポは食べられていたわけだが、
そのサラダかなにかの名前を洒落てつけたのでは。
Lyon風 春の彩りライオンの歯サラダ みたいな。ちなみにLyon市のシンボルアニマルはLion(プジョーのマークに似ている)だが、これは単に綴りが似てるからだそうだ。

…完全に憶測。
Lionのカーニバル

当たっているのかどうかはともかく
色々あれこれ考えてみるのは
こんな小さなライオンならたとえ噛み付かれても痛くなさそう~とか
群れて尻尾をもちあげているライオンみたい~とか
新たな視点が増えて楽しいね。























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2012年4月21日土曜日

森の交通安全週間

この数日めっきり、交通事故死が多い。
いきなり物騒な話だが、我が家近くのループ橋かいわいでの動物たちの話。
下の方に写真ありますが、嫌いな人はスルーして下さい。
下には寄った写真あり。嫌いな人は見ないでね

まずは一昨日タヌキ。
新潟に比べると、この地域ではなかなか見かけない里山の動物。
いない訳ではないのだが、このあたりではむしろ果樹好きなハクビシンを替わりに見かけることが多い。
その珍しいタヌキがループ橋のたもとのカーブで交通事故死していた。
多分、暖かくなって来て、土から出て来た蛙でも追っかけてたんじゃなかろうか。
…懐かしい。合掌。いそいそいそ。

続いて昨日はサル。
まだ若い。桜の花やいろんな新芽が出て来て美味しい季節。朝ご飯を食べにいく所だったんだろうか。
…こんなにサルがいるのに実は死体に出会うのは初めて。合掌。いそいそいそ。

そして今日はテン。
まだ冬毛が残っていてきれい。サルの現場と近い。見通しがあまり良くないのとスピードが出がちの場所なんだよね。そういえば冬期にスリップ事故を起こしやすいのもこのあたり。
…合掌。いそいそいそ。

動物たちの交通事故死を調べるのをロードキルと呼んだりしてるが、
何故この時期集中して見かけたんだろう。(発見は同時間帯)
人もけものも心浮き立つ春だから、なんだろうか。
謎はそのまま。
とりあえず、自分が轢くことは無いよう、今一度安全運転にこころがけよう。

…いそいそいそと彼らをひとまず道路脇によけておいた。
ひさしぶりに頭骨標本作ってみようかな。
めざといカラスにイタズラされないといいけど。
合掌。
合掌。



合掌。


noomは死体が好き。
語弊ありまくりな表現。
正確に言えば、動物たちの死も
非常に興味深い自然現象との出逢いと捉えている。
生きている野生動物を間近に観察することはとても難しいが
死体はそれを可能にしてくれる。
特に骨には強く惹かれる。

骨からはいろいろな事が読み取れる。
生物のデザインの合理的美しさ
その個体の生きてきた記録
その種の進化の歴史
そして生と死の境界についての考察。
だから、とてもおもしろい。

ちなみに、
生きて動いているいきものも、
もちろん面白い。












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2012年1月31日火曜日

はれどきどきくま

最近は晴天が続き、こちらは冷え込んでおります。

さて我が家は田舎にあるので
家からすぐ脇にある火の見やぐらから
重要事項の町内放送が流れる。
おくやみ、子供たちの下校時間、市の行事、オレオレ詐欺注意などなど

先週あけのこと、
「昨日夕方18時ごろ、白州町荒田交差点付近にてクマが目撃されました…」
ええ〜っ!
家から徒歩5分じゃないですか!
そして、先週木曜日
「本日朝6時ごろ、白州町下教来石の流川周辺にてクマが目撃されました…」
ええ〜っ!
家から徒歩3分じゃないですか!

この放送で不安におののいた…
はずはなく、「やった〜」と我が家では喜んでいた。
秋に鹿の鳴く声が家から聞けるだけでなく、
滅多にないこととはいえ、
熊の気配も感じられるなんて。
(一応我が家は甲州街道沿い。集落の中心近くにある)

嗚呼、この家に住んでてよかった+1。
日曜日は地区で柴焼き。
このとき聞いた所によると
熊はすでに檻の中らしい。
どうなるのだろう?

里に降りれば、それだけで捕まらざるを得ない時代
できればいつまでも近くで
熊にも暮らし続けていて欲しい。
そう思った。

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2011年9月8日木曜日

骨の川 2011.6.8

夕方家族で散歩。
本日は我が家のある集落を流れるその名も「流川」の上流に向かった。

いつも通る道から少し外れて川沿いの未舗装道路を進んでしばらくすすむと堰堤の上の広い河原に出た。
この辺り特有でもある花崗岩中心のの白い砂利が印象的だ。そこで車を降り、歩き出した。

そこからは先日の大雨の時のものか、道路脇の崖から道路上に落石多数。
期待していた雰囲気と違い、荒れた感じにちょっとコース選定失敗したかなーと思いつつ、
親としては崖に近づく子供たちに気が気ではない。
一本のコナラの木が崖っぷちで耐えていた。
根っこの一部が道路側でかなり露出していて、まるで地中の断面図のような様子に驚きながらゆっくりと進む。
エゴの花が咲き始めている。
こんな崖でも所々に鹿の踏み跡があるんだなあと思いながら「えっ」一瞬視界の端が気になった。

振り返るようにして踏み跡に半ば埋もれた鹿の角(若い)を発見!
そういえば今の時期は春先に鹿が落としたツノを見かけやすい時期だった。
10年ほど前、半分それを主目的として北海道旅行に行き初めて鹿の頭骨を拾ったことや、
でも落ちツノ自体は以来なかなか自分では拾えず、
数年前小淵沢にてカレーに先を越されて内心少し悔しかったことなんかを思い出した。

カシャーン。スイッチ入りました。
ホネ探索モード作動!
以降俄然道中に張り合いが出て来た。

その先は道路を沢が横切ったあと、次の堰堤に到着。この堰堤は大きくて要塞のように威容がある。
その上部は堆積した土砂が広がっているが、まだまだ治山工事してせいぜい10から20年くらいという感じで
広々とはしているが雰囲気的にはあまり落ち着かない。
そこからしばらくすすむと道は川沿いを離れてつづら折りに延びているので,
道が川から離れだすだすその前に本日のゴールとした。子連れは無理が出来ません。

ゴールから川の上部をのぞくと、今までと川の様子がかなり異なり谷は深く切れ込み、川は急激に渓流に変わっていた。
昭和30年代の大雨で釜無川流域は大水害となり、支流のこの川もかなり氾濫したらしい。
その結果、至る所に砂防堰堤が出来て今となっては下流においては川の魅力は見るべくも無いが、
ここから先がこの川の本来の姿なんだろう。
普段は水量もそんなに無い川だが、一旦大雨が降れば時に大量の土砂を吐き出す暴れ川。
扇状地地形の我が家のある集落も、その大きな力によって作られたのかと思うとなんだか感慨深い。
この辺りは日本を割るようにして伸びるフオッサマグナの通り道でもあるけど、
白い谷筋を見ていると今でも水は地をえぐってその骨を露出させようとしているかのようだった。

さて来た道を戻りながら、忘れた訳ではありません。
「あ!」
10mくらい先の土手上に目が釘付けになった(3秒)。
この時のnoomの動きはこれまでになく素早かったらしい(カレー談)。
かなり破損していたがシカの頭骨発見。
なんだかこの角度からだと「ムーちゃん」(オオムラサキの幼虫)の顔に似ていてカワイイ。
こちらも角は落ちているけど若い雄シカだ。

その先はさすがに発見は無かったが、すげーね自分。
グーグルの画像検索も顔負けの(骨限定)探索能力に内心自画自賛の夕方だった。