2012年3月31日土曜日

思い出フットパス

先日のこと、小淵沢で開催されたフットパスイベントに参加してみた。
どんなコースを通るんだろう?

まず向かったのは雇用促進住宅。
おお、実はこちらに引っ越して来て最初に暮らしたのがここ。
家探しに最初に来た時、奥まっているので一体どこにあるのかなかなか場所が判らなかった。
ちょっと不安な肌寒い曇り空だったのを覚えている。

この日も甲斐駒がすくっとそびえていたが、ここからはほんのちょっぴりと北岳が見える。
ベランダからもそれが見られるのがうれしかったっけ。
ここは閑静な場所だけど、昼間は谷を隔てて小学生たちのにぎやかな声が、
夜には時にシカの鳴き声が森から聞こえてくる。
誰も行かない裏の森は、我が家お気に入りの場所だった。
tooが初めてしゃべった(と思った)のもこの森。
ちなみに彼の初語は「カァ~、カァ~」…カラスの鳴き声

住宅に住んでいる人でもほとんど知らない森の中を道を進み、原みちの旧道に出る。
この道はtooと2人だけで散歩したっけ。
橋供養の石碑を通り、
個人的に発見当初ヒジョ~に気になっていたあの?明和電機の脇を通り
イチイの生け垣が続くのどかな上笹尾集落へ。
Curryは積年の謎、白州小淵沢間の旧道情報を知る人と出会い少し興奮気味だ。
公民館に残る五角形の道標。これまで気づかなかったなあ。こういう発見が面白い。
トンネルを抜け,大滝神社で小休止。
ここは水有り、大木有り、日だまりあり、電車有り、なんだかんだでよく遊びに来てるなあ。

大滝神社からJR脇を通り、三峰の丘にたどり着く。
あいにく松本方面に雲があり、この日は穂高は見られなかったが北岳と富士山はくっきり。
ここでは「甲斐駒の五芒星」を知る。次第にそれが武者に変化するという。ぜひ春に見てみたい。
八反歩堰の遊歩道では、なぜか堰をどんぶらことながれてゆくメジロの巣に驚き
新名所?「富士石」にニヤリ。マイ名所が増えるのはうれしい。知ってる道ならなおさらだ。
ここは同じような北風冷たい日に子供たちを連れて散歩したっけ。

上笹尾の集落に戻る。蔵に描かれたたくさんのこて絵が楽しいおうちでは
養老の滝伝説が、実は全国的にはあまりポピュラーではなさそうなことに驚き
二ノ宮君の手にある本に、こて絵の作者名が書かれている遊び心にニヤリ。
あっという間に午前は終わり、
調子にのって午後も小淵沢駅から井詰湧水までの散歩に参加し
忍者の神社、ホタルのたんぼ、クルミ拾いなどなどが思い出された。


期せずして小淵沢時代の我が家の探検ポイントを巡る旅。
結婚記念日には実にふさわしい思い出深いものとなった。










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2012年3月15日木曜日

ありがとほわいとでー作戦

昨年、この日をすっかり忘れていて、Curryににらまれたホワイトデー
そんな経緯もあり、今年は(こっそり)頑張りました。
目には目を、チョコにはチョコで対抗するため
こんなん作ってみました!
もっと細かい所まで作り込みたい〜















題して「ありが糖」

レシピ
ジップロックにチョコひとかけら、
湯で溶かして〜、角をちょっぴり切って〜
絞りだす!(難しいねこれは温度によってえらく=描きやすさが違う)
なんとか試行錯誤してそれっぽくできたつもり。
リアル路線に走るのは完全なシュミです…。

アリと言ったら角砂糖、アリエッティにも角砂糖〜
などと鼻歌まじりで
角砂糖を10個並べて(ここがポイント)
今回はズレないように下にココアをひいてみた。
においと湿気対策でホイルで包んで出来上がり。

結果は?
先行投資してみた
ありが糖正式バージョン

笑顔ゲット!
作戦成功。

おまけ:ココアに「ありが糖」を入れると、
白い背景がみるみる茶色に染まって、
それからずぶずぶとアリがおぼれていく。
小さい頃のアリいじめ体験の追憶も味わえます。














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2012年3月3日土曜日

難読地名に住んでます

最近山梨のミニコミ紙で「南プス」エリアという表現を見つけた。
なんて読むか?
正解は「なんぷす」
二子玉川がニコタマと呼ばれるのにも似た
なかなか思い切った、今風な省略形でちょっぴり感心。

正確には八田村・白根村・芦安村・若草町・櫛形町・甲西町が
町村合併してできた、「南アルプス市」のこと。
日本で3番目にできたカタカナ入りの市でもあるけど、
なにしろ長くて言いにくい「みなみあるぷすし」。
以前は略す時は「南ア市」と表記されていたはずなんだけど
それはそれでどう読むのかよく分からなかった。
道路の地名表記ではMinami-Alps Cityと書いてあるけど
これもよく考えると?な表現。どうなんだろ、これ。
簡単なようで意外に難読。

ひるがえって我が「北杜市」も実は意外に難読地名。
地域での昔からの呼称と関係ない地名(瑞祥地名)なので
この近辺に詳しくない人にはよくわからない。
「きたもりし」と呼ばれてしまうのは北杜夫の方が有名だから仕方ない。
パソコンの地名変換でも意外に一発変換できなかったりすることがある。

一応「北杜」は、植物の「ヤマナシ」を意味する「杜」から、
「山梨県(杜)の北部」という意味をこめて命名されたということだが、
noomは7つの町村が合併したからホクトと洒落込んだのだと思っていた。
(現在、小淵沢町が加わったので8町村)
ら、北斗市がすでに北海道にできていた。
いっそ「ほくと市」だったらとも思うが、
そうするとなんだかキノコっぽいイメージが…なかなか難しい。

本州の中央、南アルプスの北部、八ケ岳の南麓、山梨県の峡北部に位置する、
もと北巨摩郡の北杜市。
相対的な地名はなんだかややこしい。






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