2011年8月13日土曜日

本家本元オドリコソウ 2010.5.9

 先日、ヒメオドリコソウについて書いたが、今日はオドリコソウについて。オドリコソウとの出逢いは、大学の時の冬の茅が岳登山の帰り、麓の畦に咲いていたのをスケッチしたのが始めだと思う。その時はピンクの花というくらいの印象しかなかった。
今日オドリコソウをひさしぶりによく見て、びっくり。まさに、和服姿の柳腰の美人たちが(ただし、笠をかぶってうつむいているのでみんな美人に 見える?)葉っぱのステージ上で踊っている!ヒメと比べても桃色が濃く、アクセントのアザレア色も繊細で美しい。これまで気づかなかったのは、ヒメオドリ コソウのイメージが強く、植物全体像しか見ていなかったから。全体像だとヒメより端正ではなく、本家はちょっとまとまらない感じだと思っていた。
いままで見ていたはずのものも、さらににじり寄ることでいままで気づかなかったものが見えてくることがある。自然の面白さは尽きない。

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