昨日は雨のふる中、しばし庭に出た。
桜が終わって桃も終わりかけ、家の裏の桃の花が樋につまって樋が外れてた。
風流も度が過ぎればしゃくにさわるばかり。
しばし樋を治したあと、雨にぬれた植物たちに眼がゆく。
イネ科の葉の上には大小の水玉が整列してる。
のびはじめたアマドコロは茎の分岐にだけきれいな球をためている。
丸い水玉をのせるアカツメクサ
丸くない水玉ばかりのノゲシ
じっとり全身ぬれているものもある
水が嫌いだからとはじくのか、水を導くためにはじくのか。
植物たちと雨粒との微妙な関係。一筋縄では行かなそう。
ただ共通しているのはみんなうれしそうだということ。
今はまだ広大な、ぬれて黒々とした土を、いつか隠してしまおうと意志を持ち
いつもよりいっそう鮮やかにその緑を広げている。
本日さらに寒くなった。今日の夜の帰り道は,ウィンドガラスが薄く凍ったほど。やれやれ。
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