2012年2月17日金曜日

冬をみる目がかわる10の方法 後編

ここからは別のグループの発表からチョイス。
各タイトルはチームのオリジナルではなく、タイトル好きなnoomの創作です。
私的冬をみる目がかわった10の方法

その8:鏡の国のアイス
別グループでは鏡を小道具に使ったチームがあり、
そちらでは鏡を雪に縦に差し込み、
鏡の持つ対称性を活かして
「囲われた空間」に見立てたりして自然をイマジネーション豊かに楽しむものだったようだ。

実は、我がチームでは今回ボツ案にしてしまったものに
「鏡で地表の雪を裏側から覗いてみる」体験というアイデアがあった。
その不思議な輪郭のおもしろさをよく観察するためでもあるけど
晴れていると青空が背景になるのでキレイ。

「空から降り積もった雪ごおりを空に還す」ようなイメージ。
同じ道具を使っていても、視点や発想が違うところがおもしろい。


その9:春待ち顔
まずは一本のオオカメノキの枝先に注目。

その「小人が春を求めてバンザイをしているような」冬芽をペアで観察。
その後、その中の一つの芽を選び、
それと同じ顔、同じポーズをペアで作って発表する、という体験。

これまで冬芽の表情の面白さに注目し、観察することは多かったけど、
自分でそのおもしろさを表現するというのは初めてで新鮮。
ペアなので表現に対しての精神的緊張も和らぐのがポイント

その10:氷マジック
今回の個人的一番の驚き体験。
板状になった氷を手に取り、その裏側に油性マジックで色を塗り、
虫眼鏡でその模様を観察するプログラム。

「氷にマジックを塗る」と言う意外性にいきなりガツンときました。
塗れるんだ!(よく考えると凍っているからこそ塗れた。溶けていれば多分塗れない)
そして、何が見えるんだろう!


この時は泡みたいな、発泡スチロールの表面のような模様が見えたが、
条件が違えば別の模様が見えるのかも。
今度寒い日があれば、つららなんかにも塗ってみたい!

後で発表チームに聞けば、
今回、雪に色を付けてみようとふと思いつき、
いろんな画材で試行錯誤してみたんだとか。
すごい独創性。



あっというまに研修は終わり、夕方にはなんと積雪。
色々な冬の表情を見られた研修でもありました。
(そういえば前回は地震もあったし…。)
本当は10以上の色々な発見があったのですが、それはまた別の機会にでも。
あたたかいスタッフの皆さん、ご一緒した楽しい皆さん、
3日間ありがとうございました。




だから、自然はおもしろい。

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