2012年2月13日月曜日

みゆきの王国3

翌々日はさすがの大雪。
夜から降りはじめて朝迄に20センチ、
BBB出発の時にも+10センチ
でも、せっかくなので最後にスキー場(の片隅で)遊んできた。
膝丈くらい積もっていても、もう、ふぁっふぁっの雪なので、
ラッセルが軽くて楽しい。
小さな小さな雪の丘に迷路や風呂をつくったり。

そんな中、リホチは不思議にじっとかがんでいる。
手袋を外し、じっと手を見つめている。
なにをしているんだろう?

わさわさと降る雪が手につくと、
瞬間に消えてしまうのが
なんとも不思議に感じているらしい。
う~ん手前味噌だけど、いい光景。

しばらく後、
リホチは今度はじっと仰向けに寝転んでいる。
なにをしているんだろう? 
降りしきる雪の姿を下から眺めている?

いや彼女はそんなロマンチストではない。
大きな口を開けて
降ってくる雪を存分に味わっていた。


高柳を出発した昼くらい迄にもう10センチ積雪プラス。
いったいどれだけ降るんだろうか?
降る雪を見上げるのは、まさに目で見る「無数」。果てしない。

冬に、いつもすごいなと思うのは、
あんなに雪が積もっていた新潟を出るととたんに、
信州中野あたりを過ぎればみるみる雪がなくなること。
深雪の国から乾凍の地へ。

夕方到着した山梨には、すっかり雪は無く、
登りはじめた満月の光が冴え冴えと車にこびりついた雪に当たっていた。


だから、自然はおもしろい。
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