2012年2月15日水曜日

十人十色

今週のNHK地球ドラマチックは
途中から見だったけど、ぐいぐい引きつけられた。

“色”は脳で作られる! ~あなたと私は同じ色を見ているの?~
http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/258.html
勝負服に向いているのは何色? 思わず夕食に行きたくなるレストランの照明の色は? 
私たちは、多彩な色に囲まれて暮らしていますが、思って いる以上に“色”からの影響を受けているようです。たとえば、スポーツ選手が赤いユニフォームを身につけている場合と青いユニフォームを身につけている場 合では、心拍数やホルモンの分泌などに違いが見られるというのです。

さらに私たちは、空の青い色、血液の赤い色、木の葉の緑の色などの身の回り の色は、誰もが同じように見て感じられるものだと思っています。本当にそうでしょうか? “色”を認識するため、脳の中では一体何が起きているのか。色を 感知するメカニズム、色彩と感情についての謎を解明します。
↑以上番組紹介文より

個人的におもしろいなあと感じた点をピックアップ
(正確さは保証しません)
・赤い服の方が強い、他からみて有意に強く見える
★noomは赤い彗星シャアザクや、戦隊もののリーダー、ウルトラマンについて思いを馳せていました。

・青い照明にしたお店が、通常と違う時間帯で不思議なにぎわいを見せるようになった&相手が魅力的に見える
★なんでだろう?月夜に、外に出た時に感じるドキドキと似ているのかな。日中や通常照明では目には自然に情報が入ってくるが、暗い中では積極的に「視る」ようになるから?

・はじめに青と黄色ありき。原生動物?の頃から。つまりそれは海中から見上げた空の色と、そこに差し込む太陽の光の色。よってこれらの色は感情に対して鎮静的に働く。
・赤と緑は進化上、後から知覚できるようになった。(ほ乳類では霊長類のみ)
・赤と緑はプラスマイナス両方向に対して感情を高ぶらせる。(例えば木の実のおいしさや毒)
★緑についてはギモン?を感じる。緑は赤の補色だからかな。つまり赤が見えるようになったので、セットで緑も認識できるようになった?調べてみると心理四原色というのもあるんですね。
http://www.sikiken.co.jp/pccs/pccs02.html

・文化によって識別できる色が違う
・個人によっても識別できる色が違うようだ
それが歴史的なものは同じ色と認識
感情的なものの場合は強弱がある。(バナナは誰がみても常に黄色だが、絵の中の色は人によって受け取り方が違ったりする)
・色を補正する眼のしくみの不思議。光源によって変わる色をデジカメのオートのように色補正してしまう
・同じ色や風景を人は見ているのだろうか。色は人類最大の錯覚かもしれない。



★以前からときどき考えることがある。
今同じ場所で同じものを見ている人がいる、として
色だけでなく、目で見ているものは果たして同じものなのか、
眼鏡や写真を通して見ているものは
世界を本当にありのままにみていることになるのか
時々それは寂しく不安になる。

けれど多分きっと、それが世界の面白さにつながっている。

だから、自然はおもしろい。
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