2013年3月14日木曜日

ヌバタマノ夜ノクニ 1

先日、鳥取の親戚を訪ねて数日滞在したときのこと。

大社参拝

今回初めて出雲大社に参拝することができた。
折しも雪が、久しぶりの牡丹雪が静かに落ちてくる中、
まずは入口の勢溜(せいだまり)にある三の鳥居をくぐる。

大社はここから参道が、ぐぐっと下り坂になっている。

それがなんだかとても新鮮だった。
 そして二の鳥居へ。
ここからは参道の中央が通れなくなり神域に近づいた感が強くなる。

一の鳥居をくぐり、境内に入ると巨大な注連縄が目を引く参拝殿に導かれる。


 あいにく、本殿は式年遷宮で目下改修中につきその全貌を見られなかったが、
それでも雪の中、空に刺さるチギ、いくつも並ぶカツオギを屋根に乗せて、
社は神の住まいたる風格を見せつけていた。



 また、ここの境内はウヅバシラという古代出雲大社の遺跡が近年発掘された場所でもある。
現在はその発掘場所に実物大の太さを示す円形が描かれているのみなのだが、
それでも充分に迫力があり、古代出雲への想像をかき立てるものがあった。

 参拝後、先ほど見たウヅバシラの実物が展示されている隣接の博物館に行く。古代出雲文化を垣間みれる展示品の数々。

ここではやはり一番に目を惹いたのが、荒神谷の大量銅剣。
壁面を埋め尽くす銅剣の圧倒的な迫力。
これは銅鉾

出土品ももちろん古代からの「時の重み」を感じさせるが、レプリカの青銅の輝きが当時の威光を十二分に甦らせる。
モノそれ自体が持つ圧倒的な力を久しぶりに見せつけられた展示だった。
学説毎の古代大社の比較。おもしろい。

実物を想像すると相当荘厳。

展示より。ほんとのカガ(=蛇)ミモチ

チギの実物。大きい。

ヒルコって感じの土器。使用用途は?



ネパール調の銅鐸
おまけ。こんな展示も。


●●●●●だから、世界はおもしろい。●●●●●
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