2011年10月14日金曜日

月光写真

10/11 満月はやはり何かドキドキするものがある。
明日は休日、こどもを寝かせて深夜に早起き。
一人外にでかけた。
月夜は意外に明るい。
いつもの鳥原への散歩道は、不思議な明るさに輝いていた。
いつもと同じなのに,違うのがおもしろい。

鳥原集落の奥にある石尊神社へ。
参道は影がくっきり。月の光が当たるところは白く光っている。
さすがに少しドキドキしながら無灯で歩いてゆくと
前方でガサリゴソゴソなにか音がする。
ぎくり。クマダッタラドウシヨウ、イヤチガウハズダ…
しばらくこちらも動けなかったが、少し音が離れたのでライトをあててみると
森の中に光る眼二つ。
鹿だった。
月光に照らされて浮かび上がる狛犬、石仏、鳥居、階段。
深夜狛犬

境内はそれでなくとも神の宿る場所だけど、
いつも以上に神秘的。
風もなく深夜の森は、静まり返ってしまった。

そのあとはぐるぐると深夜徘徊。
深夜駒ヶ岳

深夜農道

深夜清流

深夜八ケ岳

深夜滝

深夜甲州街道

久しぶりに謎のチッチコウモリの鳴き声を聞けたのも収穫。

気温は10度。厚着して来たつもりだったけど、幾分寒い。
月が西にだいぶ傾いたところで家に戻り、2度寝した。

今日気づいたのは今ドキのデジカメの優秀さ。
高感度だと、さすがにざらついた感じになるけど、
こんなに撮れるものなんだ〜とビックリ。
ISO1600

ISO800

ISO400

ISO400で自動補正 これが一番夜っぽい

昔、フィルム写真の頃。
長時間露出の写真を頑張って撮ってみては
現像時に失敗がわかる悔しさを度々体験した身としては
隔世の感がある。

とはいえ、あの月夜の透明感は
やはり夜で無いと味わえない格別なものだと思う。

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