2011年10月10日月曜日

記憶の公園

10/7 本日のお散歩は、白州の花水集落界隈、と計画していたのだけれど
現地入口の公園に惹かれて急遽路線変更。

その小さな公園には少ないながら遊具があるが、
ジャングルジムや滑り台に手作り感があるのが特徴かな。
地元の鉄工所で作りました感、いいね。

宮古島の集落にあったコンクリの滑り台を思い出す。

そして到着して初めて気がついた、いい香り。

オレンジの花もかわいらしいキンモクセイが満開だったので香り好きなカレーが少し浮かれ気味。

キンモクセイの香りといえばnoomには「ちっちゃな恋の物語」の1エピソードなのだけど
加えて小さい頃の秋の校庭の記憶が断片的に浮かび上がる。

そしてもう一つとなりに植えられた実のなる見かけない木。

こちらは確か、多分、愛知の実家の庭のまん中にどんと生えていた
名前の分からない木ではなかったか?

おぼろげであいまいな記憶が続く。

この公園脇は釜無川。
河原に降りると河川敷は大量の砂が堆積していて天然の砂場だ。

この川の砂は白く、しかもこの時期河原に入る人もあまりいない。
そこかしこにアオサギやシカの足跡が残り、
日が暮れはじめたこの時間は、まるで化石の発掘現場にいるようだ。

tooやリホチはすでに全身で砂と戯れている。我が子たちながら躊躇が無い。

干上がった川に残る、流れが描いた水底模様に
「日本沈没」(昭和版)の映像の記憶を重ねたり、

さらさらの砂に、鳴き砂の浜に旅行に行ったことを思い出したり。

月見草の咲く時間を待ったのは、久米島だったっけ。


まだ空に上りかけの半月が明るく輝きはじめた頃、
カレー秘蔵のコウモリグミを食べて公園を後にした。
このコウモリの黒い部分はリコリス味で
これはスウェーデンで初めて食べて衝撃を受けたまずい記憶
(最初は圧倒的だったものの、現在は慣れました)

意外に、意外なほど楽しめた今回の公園。
子供たちにも小さい頃の記憶として残るんだろうか。

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