2012年4月21日土曜日

森の交通安全週間

この数日めっきり、交通事故死が多い。
いきなり物騒な話だが、我が家近くのループ橋かいわいでの動物たちの話。
下の方に写真ありますが、嫌いな人はスルーして下さい。
下には寄った写真あり。嫌いな人は見ないでね

まずは一昨日タヌキ。
新潟に比べると、この地域ではなかなか見かけない里山の動物。
いない訳ではないのだが、このあたりではむしろ果樹好きなハクビシンを替わりに見かけることが多い。
その珍しいタヌキがループ橋のたもとのカーブで交通事故死していた。
多分、暖かくなって来て、土から出て来た蛙でも追っかけてたんじゃなかろうか。
…懐かしい。合掌。いそいそいそ。

続いて昨日はサル。
まだ若い。桜の花やいろんな新芽が出て来て美味しい季節。朝ご飯を食べにいく所だったんだろうか。
…こんなにサルがいるのに実は死体に出会うのは初めて。合掌。いそいそいそ。

そして今日はテン。
まだ冬毛が残っていてきれい。サルの現場と近い。見通しがあまり良くないのとスピードが出がちの場所なんだよね。そういえば冬期にスリップ事故を起こしやすいのもこのあたり。
…合掌。いそいそいそ。

動物たちの交通事故死を調べるのをロードキルと呼んだりしてるが、
何故この時期集中して見かけたんだろう。(発見は同時間帯)
人もけものも心浮き立つ春だから、なんだろうか。
謎はそのまま。
とりあえず、自分が轢くことは無いよう、今一度安全運転にこころがけよう。

…いそいそいそと彼らをひとまず道路脇によけておいた。
ひさしぶりに頭骨標本作ってみようかな。
めざといカラスにイタズラされないといいけど。
合掌。
合掌。



合掌。


noomは死体が好き。
語弊ありまくりな表現。
正確に言えば、動物たちの死も
非常に興味深い自然現象との出逢いと捉えている。
生きている野生動物を間近に観察することはとても難しいが
死体はそれを可能にしてくれる。
特に骨には強く惹かれる。

骨からはいろいろな事が読み取れる。
生物のデザインの合理的美しさ
その個体の生きてきた記録
その種の進化の歴史
そして生と死の境界についての考察。
だから、とてもおもしろい。

ちなみに、
生きて動いているいきものも、
もちろん面白い。












●●●●●だから、世界はおもしろい。●●●●●
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1 件のコメント:

  1. びっくりしました。こんなにたくさんの種類の動物が毎日のように道路上で死んでいるのはいたましい限りです(@_@;)

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