2011年12月6日火曜日

小錦草

小錦草
先日、ぱらぱらと植物図鑑を見ていたら、
前からよく見かける、でも名前はまだ知らなかった、
そんな道端の雑草が一つ分かった。
(今、手持ち撮影写真が無いのでリンク参照→コニシキソウの参考写真

コニシキソウ。図鑑の説明文の中には、やはり
あの相撲取りを連想させる。という話題が書かれていたが
まあニシキソウもあればオオニシキソウもあるので小さな錦草だ。
ニシキギならうちの庭にも。
植物だと他にも、シソ科のニシキゴロモ、白い斑のはいった錦ヅタなんてのも。
ところで名前の由来の「錦」ってどんなものだったっけ?

早速、検索すると「様々な色糸を用いて華麗な模様を織り出された絹織物の総称、唐織(からおり)・綴(つづれ)織・金襴など。現在、西陣が主産地。」第二の意味で「紅葉等の色や模様の美しいもの。りっぱなもの」などとある。
赤く紅葉し、オレンジの実も美しいニシキギは、
まさに「ミニチュア錦秋」という趣きで、命名にも大納得なのだが
コニシキソウはどこが「錦」なのか。
花は地味、茎が紫、強いていえば葉に紫の斑紋があるのが特徴か。
面白いが、飛び抜けて美しいとはいえない。
う〜ん。
これは「錦」ではなく「二色」が由来なのでは。

とはいえ、地面にべったり這うように、あたり一面を覆うコニシキソウは
遠目に見れば錦を連想させるのかもしれない。
逆に、拡大して見れば白い毛や
緑から紫へのグラデーションの途中にある赤色なども発見できる。
そう考えればこれは確かに小さな錦の草なのだった。

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