2012年1月3日火曜日

龍田揚異説

タツタアゲ語源について
カレーとあれこれ話して続編誕生。
唐揚げ料理は安土桃山〜江戸時代ぐらいに伝わって来た南蛮料理と思われる。
衣をつけない(もしくはほとんどつけない)揚げ物なので空揚げという。

(以下、設定は創作です)

江戸にて、とある料亭の主人が
から揚げを祝い膳の献立にする時、ふと考えた。
から揚げは空揚げ。
カラクジ・カラ威張り・カラ元気・カラ回り…
中身がからっぽとはなんとも縁起が悪いねえ。
ここは一番、洒落た名前を考えてみよう。

から揚げの唐と言えば続く言葉は、唐くれないに水くくるとは、だ。
いい歌だねえ。先日寄席で聞いた噺「ちはやふる」もおもしろかったよ。

そうだ、あの和歌にちなんで
「竜田川揚げ」なんてどうだ風流な料理に見えるじゃないか
ええい、長くてめんどうだ。
ちょっと縮めて竜田揚でどうだ

…はい、忌み言葉編タツタアゲ完成。色は関係無し。

言葉の由来は案外こんな風に
ある意味シンプルでテキトーなことが多いのではないか。
しかし,人はそこに意味付けを求める。
しかも耳障りのいい意味付けを聞くのが好き。
そんな風に思った。

でもおもしろいよね。
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