2013年6月4日火曜日

みどり濃くみずみずしくてみずがきやま

日曜日の瑞牆山。結構な人手で結構結構。
みずがき山荘からしばらくはミズナラの林がみどころ。
雨のように降り注ぐハルゼミたちの大合唱の中、ゆっくりと登る。
ぽちぽちとミツバツツジも咲いてる















富士見小屋までの尾根は ダケカバとモミ、ミズナラの大きな木が多くていい感じ。
その先の天鳥川までは林の中にやたらコメツガの幼樹がめだつ。
そして中間くらいの大きさの木もあり遷移途中の森だということがよくわかり面白いなあ。
 天鳥川あたりからシャクナゲの花が咲きはじめていた。















その先の桃太郎岩からは「みずがきのお約束」の支え棒が楽しい。
大岩の下には必ずつっかえ棒がしてあって、
なんだか触手を伸ばす「王蟲」、という風情。
現代アートみたくもある




















それからシャクナゲを見ながら登る登る登る〜
日曜なので道中結構すれ違いが忙しい。
登る登る〜
で、頂上。やっぱり高度感すごいなあ。
奥に金峰山、五丈岩は葉に隠れてる
















で、五丈岩やヤスリ岩、富士山なんかよりここで他の何より気になったのが コレ。
何mあるんだろう。















巨大送電線。
岩峰より目立っている。
にょきにょき生えるこの「人間のトゲ」が自然の中で目立つ目立つ。目立ちすぎ。最近、近辺の山から奥秩父方面を遠望する度、遠望なのにこれが高くそびえて、
どんだけ〜と思ってしまう。

それから不動滝にむかっての下山はうってかわって人気が無い(ひとけです念のため)急降下。
こちらの斜面はかなり高度を下げるまであまり展望も無く
シャクナゲも上の方では寒いのか花がついていなかったので
逆にシャクナゲについてつらつら考えた。

今回初めて花をまじまじと見て、しゃくなげはツツジの仲間と納得。
てことはあまり養分無くても生えやすいのかな。とか
密生してるのは何故だろう、とか
りっぱなはっぱ















なんで葉を落とさないんだろう、とか
葉っぱりっぱだな〜とか 。
 ちょっと日陰っぽい湿った所が好きなのかな、とかなのになんでこのあたりはシャクナゲがあって、サルオガセがあまり目につかないんだろう、
とかいろいろ。
ネットであとで分かったこともあれば、不明なものもある。
それでも発見したり、わからなかったり、よく見ることはやはり楽しい。

ハクサンシャクナゲ







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